トーラーの名において シオニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史
[2025年2月/文庫/576頁/]
《平凡社ライブラリー 》
著=ヤコヴ・M.ラブキン
訳=菅野 賢治
発行=平凡社
イスラエルを「ユダヤ国家」とみなす無知に警鐘を鳴らす。
ユダヤ教とシオニズムの対立の構造を、歴史と思想からひもとく。
目次:
平凡社ライブラリー版の読者へ
ヨセフ・アガシ教授による序文
プロローグ
第一章 いくつかの指標
非宗教化と同化/歴史-闘争の舞台/反シオニストと非シオニスト
第二章 新しいアイデンティティー
メシア主義から民族主義へ/「非宗教的ユダヤ人」の誕生/
不完全な転身/ユダヤ人、ヘブライ人、イスラエル人?/
現代ヘブライ語と非宗教的なアイデンティティー
第三章 〈イスラエルの地〉、流謫と帰還のはざまで
戒律の侵犯と流謫/メシアに対する用心深さ/シオニズムの理念/
シオニズムの企図
第四章 武力行使
成文化された平和主義/ロシアのユダヤ人-苛立ちと暴力/
矜恃と自衛/解放と植民地化-民族主義の二つの顔/
度重なるイスラエルの勝利/テロリズムの起源に
第五章 協調路線の限界
〈聖地〉におけるシオニズムへの抵抗/
ディアスポラの地におけるシオニズムの拒絶/
国家との関係/国家とユダヤ教
第六章 シオニズム、ショアー、イスラエル国
大災厄の原因/ショアーに対するシオニストたちの姿勢/
奇跡的再生か、継続的破壊か?
第七章 破壊の予言と存続のための戦略
ユダヤの連続性のなかにイスラエル国が占める位置/
公的な議論とその限界/約束か、脅威か?
エピローグ
語彙集
人物紹介
平凡社ライブラリー版 訳者あとがき