飯森正芳 年譜
[2025年3月/A5/120頁/]
著=呉 念聖
発行=ぱる出版
石川県生まれで海軍機関中佐となった飯森正芳(1880-1951)は日露戦争後にトルストイの平和主義、禅宗、浄土真宗、キリスト教、神智学などさまざまな宗教を経て大本教へ入信、30歳半ばに海軍を辞して布教活動に努めた。幅広い交友を通じてのちには社会主義、そしてアナキズムに傾斜し辻潤とも親交する。一時は上海にわたり、盲目の詩人エロシェンコ、中国人アナキスト巴金、呉朗西らとも交流を重ねた。その特異な思想遍歴は、宗教のヴァガボンド、赤化中佐と騒がれた。本書は、飯森正芳の生涯と足跡を丹念に辿った年譜である。
目次:
●東アジア戦前期の自由を愛した人々-飯森正芳とその仲間たち | 藤井省三
●はじめに 飯森正芳はどんな人
●飯森正芳 年譜
凡例
参考資料一覧
[付録]飯森正芳文集
●あとがき 父と飯森正芳
●人名索引