火葬と土葬 日本人の死生観
[2025年4月/四六判/300頁/]
著=岩田重則
発行=青土社
目次:
はじめに
第1章 浄土真宗門徒の火葬
1 火葬で墓がない無墓制
2 火葬で墓がある分骨墓制
第2章 火葬と土葬の歴史(1)-火葬と寺院納骨の歴史的形成
1 火葬と西方極楽往生
2 火葬と寺院納骨の浸透
第3章 火葬と土葬の歴史(2)-火葬から遺体槨納・土葬への回帰
1 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康
2 火葬から遺体槨納・土葬への転換
第4章 分骨と仏教聖人・聖地への一体化
1 高野山の院納骨
2 会津の冬木沢参り
第5章 救済の死者供養習俗
1 東北地方の仏教聖地
2 仏教聖地での死者の救済
6章 土葬と「お墓」の誕生
1 土葬の無墓制
2 土葬の無墓制と土葬の両墓制
第7章 政治権力と死生観の文化
1 サンマイでの死の観念
2 文化の蓄積と様式第
あとがき