修理する権利 使いつづける自由へ
[2025年4月/四六判/464頁/]
著=アーロン・パーザナウスキー
訳=西村伸泰
発行=青土社
目次:
謝辞
第1章 はじめに
第2章 なぜ修理は重要なのか
修理の経済的効用
修理が環境に及ぼす効果
修理の社会的メリット
第3章 修理の歴史
修理の起源
工業化と互換性
陳腐化の発明
家主と修理法
第4章 修理を阻む戦略
設計と修理可能性
行動を規制する
修理を阻む障壁を設計する
市場の制約
消費者規範
第5章 修理と知的財産
著作権
実用特許
意匠(デザイン)
商標
営業秘密
修理と“進歩”
第6章 修理と競争
アメリカの反トラスト法の基礎
イーストマン・コダックとアフターマーケットの競争
修理市場に対する反トラスト法理論
反トラスト法執行のハードル
ヨーロッパの競争法
第7章 修理と消費者保護
消費者の修理に対する認識
不公正かつ欺瞞的行為
保証
消費者を計画的陳腐化から守る
第8章 修理を再構築する
修理を決断する要因
法を改正する
市場を変える
設計を変える
規範を変える
修理する権利運動
エピローグ
解題
修理する権利、あるいは私たちの生を取り戻すための抵抗運動 | 吉田健彦