オッペンハイマーの遺産 湯川中間子・原爆・ブラックホール
[2025年4月/四六判/232頁/]
著=佐藤文隆
発行=青土社
目次:
第1章 核兵器現状の一断面-老化する核弾頭
第2章 核兵器の公然化とビキニ事件-湯川の高知訪問と生涯の転機
第3章 原子爆弾と日本復興-仁科芳雄と永井隆
第4章 オッペンハイマーという選択-米国物理学会の興隆
第5章 湯川のオッペンハイマー初邂逅-1939年のUCバークレー
第6章 核分裂発見から科学戦時動員まで-英国の熱気が米国に
第7章 オッペンハイマーの登場と日米開戦-カルフォルニアの二人
第8章 左傾化のアメリカとオッペンハイマー-ニューディールとスペイン内戦
第9章 原子爆弾完成後の去就をめぐって-ボーアの「科学者共同体」
第10章 ある原爆科学者の生涯-フィリップ・モリソンの場合
第11章 ある水爆科学者の多彩な研究人生-ジョン・ホイラーの場合
第12章 核兵器廃絶に向けた言説-平和・軍縮・被爆
あとがき