文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学
[2025年6月/四六判/160頁/]
著=宮崎智之/山本莉会
発行=アプレミディ
目次:
はじめに
1. 夏目漱石+犬
:「猫」ではない大文豪の真実
2. 内田百閒+猫
:ノラ帰らず、涙目の日々
3. 志賀直哉+犬
:「駄犬」呼ばわりしていたのに
4. 谷崎潤一郎+猫
:私は思い通りに使われたい
5. 川端康成+犬
:涙をぽろぽろ流して泣く犬もいた
6. 森茉莉+猫
:コカ・コーラの瓶の目から見た人間界
7. 幸田文+犬
:動物のからだで一番かわいいところ
8、室生犀星+猫
:人はいかにして猫に目覚めるか
9. 坂口安吾+犬
:「堕落論」と犬
10、三島由紀夫+猫
:天才が愛した美の獣
11、遠藤周作+犬
:「合わない洋服」を着こなすために
12、二葉亭四迷+猫
:人畜の差別を撥無して
おわりに