沖縄 交差するまなざし ジャーナリストが見つめた戦争と現在(いま)

143541

[2025年6月/四六判/304頁/] 
著=藤原健 
発行=晶文社


目次:
序章 沖縄戦をどう記憶するか
私にとっての沖縄戦
沖縄戦の概要

第I章 ウチナーンチュの誇りを持って
母が伝えた戦世の実相
一念の思い「童や神の子」
「礎」の理念 胸に熱く
遺骨の視線と声 感じて
人間の尊厳 消させぬ
内包する「怒り」言葉に
「戦ってはならぬ覚悟」を
「ワジワジする」国の姿勢
本土の「知らんぷり」に喝
不屈の魂〈うた〉に乗せ

第II章 記憶の掘り起こし
「この子たち」の生と死 語る
遺言から「命」 読み解く
強い決意 語り続ける
実相に学び、伝え、つながる
何があったのか、その意味は
行動で示そう、「非戦」の願いを
「イクサヤ、ナランドーヤ…」
具体的な「小さな物語」こそ
よみがえった「歩く少年」
台湾「2・28事件」 家族の流転
父の非業の死 波紋、今も
150年前の「台湾出兵」見つめ
戦争二度と起こさせない
「命どぅ宝」に思いを致す
「いい人」の戦争責任は
母の心を引き継いで

第III章 民主主義を問う
記録なくして、歴史なし
「蜂起」の奥に隠された事実
「民主主義の盟主」、沖縄では…
抵抗の記憶と意味 継ぐ
瀬嵩の浜に「辺野古」の波
犠牲強いるな 若者の怒り

あとがき

在庫状態 : 在庫有り
¥2,200(税込)
数量