月刊 地平 2025年8月号
[2025年7月/A5/240頁/]
特集1.不戦の100年へ
特集2.これからの反核
発行=地平社
目次:
【News In-Depth】
クルディスタン労働者党解散-歴史的視点からの検討 | 今井宏平(ジェトロ・アジア経済研究所)
「引きだし屋」に賠償判決 | 加藤順子(ジャーナリスト)
日本車は“環境にやさしい”か? | 塩畑真里子(グリーンピース・ジャパン)
【特集1】不戦の100年へ
もう戦時体制です | 田中優子(法政大学名誉教授)
東アジアの中の立憲平和主義-過去・現在・未来 | 君島東彦(立命館大学)
日本の平和主義の終焉-なぜ戦争から学べないのか | 三上智恵(映画監督)
戦争の被害者にも加害者にもならないために | 吉田敏浩(ジャーナリスト)
【特集2】これからの反核
核戦争の脅威―東アジアの核使用リスク削減にむけて | 鈴木達治郎(NPO法人ピースデポ)
脱原発・核軍縮の結節点-プルトニウム・高濃縮ウラン問題 | 松久保 肇(原子力資料情報室)
核廃絶の現在地と日本-東アジアの核軍縮に向けて | 浅野英男(核兵器廃絶キャンペーン)
【対談】核廃絶という議題の再設定のために | 高垣慶太×田中美穂×徳田悠希×山口雪乃
【注目記事】
イスラエル極右とガザ“戦争”-蘇るカハネ主義の脅威 | 赤尾光春(国立民族学博物館)
【イスラエル・イラン戦争】イスラエルが真に恐れるべきもの | オーリー・ノイ(イラン出身ジャーナリスト)
学術会議の解体-今後の課題 | 小寺隆幸(元京都橘大学教授)
日本学術会議の独立性と自主性の尊重と擁護を要請する声明
| 梶田隆章・山極壽一・大西 隆・広渡清吾・黒川 清・吉川弘之
夫婦別姓を「問題」とするのは誰か | 坂田奈央(東京新聞)
医療費抑制政策の転換を | 伊藤周平(鹿児島大学)
差別主義の公認―排外主義に同調する政治家たち | 藤岡美恵子(法政大学非常勤講師)
先住民族の研究倫理指針策定をめぐる「学問の差別」 | 木原育子(東京新聞)
労働者使い捨てとの闘い | 大椿裕子・藤川瑞穂
若者が排除されない社会のために-大阪ミナミの繁華街から | 今井紀明(D×P理事長)
【好評連載】
ルポ 無法労働-非正規公務員の荒野(2)公務員小国への道 | 竹信三恵子
歌舞伎町で。(2)「少女を守る」と胸を張るおじさんたちが守りたいもの | 仁藤夢乃
日本の公安警察2025(5)市民社会の監視 | 青木 理
テック・ジャスティス-公共性と倫理ある人々の技術へ(2)データの権力を可視化する | 内田聖子
いくつものフォルモーサへ(7)黄春明文学と島々の声 | 今福龍太
ウクライナ通信(14)戦死兵が伝えるマリウポリの3カ月 | 尾崎孝史
台湾・麗しの島だより(14)「好兄弟」を迎える日に思う陳文成のこと | 栖来ひかり
Sounds of the World(14)ビヨンド | 石田昌隆
【書評】
居場所がない!-生きづらさの背景にあるもの | 田仲康博
ややこしい地域と向き合う | 森本浩平
【編集部のイチオシ新刊】
読者投稿
編集後記