闘う1980年代 社会運動史研究 6
[2025年7月/A5/200頁/]
《社会運動史研究(6)》
編=大野光明/小杉亮子/松井隆志
発行=新曜社
目次:
「脱政治化の時代」を問い直す
-社会運動史から迫る1980年代
| 大野 光明/小杉 亮子/松井 隆志
[インタビュー]天野恵一さん
1980年代の運動空間
-反天皇制運動を軸にした政治的社会運動の〈経験〉から
:聞き手=松井 隆志
[インタビュー]朴容福さん
反外国人登録のための「共闘の技法」
-指紋押捺拒否予定者会議による集団的抵抗の軌跡
:聞き手・解題=金由地
レズビアン解放運動の軌跡とその変容
-東京圏、1970年代半ばから1980年代後半まで
| 杉浦郁子
草の根女性たちの時代経験
-1970〜80年代「てくてく勉強会」とむらき数子の航跡
| 和田悠
[インタビュー]新倉裕史さん
「基地の町」に根ざし、人びととつながり運動を続ける
-横須賀の反基地・反核運動の1980年代
:聞き手=大野 光明/松本麻里
職場闘争から地域主軸の運動へ
-1980年代労働運動の衰微と転形
| 兵頭淳史
大衆動員の成果と課題
-1980年代の消費者問題「百花繚乱」をめぐって
| 原山浩介
[社会運動アーカイブス インタビュー]中島雅一さん
(鵜飼町666-水田ふう・向井孝の書棚)
少人数でまずやってみる
-水田ふう・向井孝の書棚を残すオンライン・アーカイブス
:聞き手=大野 光明/小杉 亮子/松井 隆志
シリーズ・方法の探求
[インタビュー]黒坂愛衣さん
被差別体験の発話が生まれる場に立ち会う
-聞き取りがひらく可能性
:聞き手・構成=小杉 亮子
編集後記
なぜ私たちは『社会運動史研究』を始めるのか
バックナンバー案内
執筆者紹介