生きることでなぜ、たましいの傷が癒されるのか 紛争地ルワンダに暮らす人びとの民族誌

143593

[2025年0月/四六判/388頁/] 
著=大竹 裕子 
発行=白水社


目次:
プロローグ-支援からこぼれ落ちた人びと

第1章 生きることを支える支援のあり方を求めて
一 紛争地、心の支援の失敗
二 失敗はなぜ起こったのか
三 失敗を超える手立て
四 人間としての苦しみ、そして癒し

第2章 沈黙が生まれたいきさつ
一 内戦とジェノサイド
二 侵入者たち
三 焼け野が原
四 ヴィルンガの山々に抱かれて

第3章 大切な人たちを殺された苦しみ
一 イビコメレ
二 あの穴の中に
三 語りえぬもの
四 そして精神の病いに至る

第4章 回復の道のりは未来へと向かう
一 未来志向の回復
二 蘇生する共同体
三 きずなの再生
四 生きてゆく意味
五 和解と赦し

第5章 いのちの円環
一 愛と助け合いについて
二 病いに伏す老女
三 未来を信じることはできるか
四 いのちの終わり、そして始まり

第6章 回復の限界
一 重い精神の病い
二 助け合いのルール違反
三 分かち合えない体験
四 分かち合われる日々の営み

第7章 生きることでなぜ、たましいの傷が癒されるのか
一 語りえぬものを癒す
二 共に生きる
三 未来へ
四 いのちは続いてゆく
五 生きることを支える支援のあり方を求めて

エピローグ-より善い未来を創り出そうとし続けるその試み

付表
年表

在庫状態 : 在庫有り
¥3,080(税込)
数量