当事場をつくる

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[2025年7月/四六判/264頁/] 
著=アサダワタル 
発行=晶文社

目次:
序章 指で覆われる景色

[背景コラム 1]
福祉現場における「支援」とは?

1章 「表現」というレンズで「障害」を考える
句点「。」の行方
この現場から、「考える」を耕す
「壁画」と「まなざし」

[背景コラム 2]
なぜ「支援」に「表現」が必要か

2章 支援者は「同志」になれるか?-高崎史嗣という「当事者」と出会って
生きてきた証は電波に乗って
粘る。いても、いなくても
「舟」に一緒に乗り込むこと

背[背景コラム 3]
「当事者(性)」にまつわる議論を追う

3章 「当事者性」が溶かされる場-復興公営住宅で編まれたラジオ
あのとき あのまちの音楽から いまここへ
あなたの「青い山脈」が、私の「青い山脈」になるとき

[背景コラム 4]
続・「当事者(性)」にまつわる議論を追う

4章 どこにも向かわない「居場所」をどこまで続けられるか-再び品川の現場から

5章 性暴力とハラスメントについて考えた、「そばに居る者」としての記録
これまでのことを思い返す
ちゃんと見ようとしなかったことについて書く
「個人」として引き受ける。「変化」のために

[背景コラム 5]
「そばに居る者」を巡る「当事者性」

最終章「当事場」をつくる
「事件」と「福祉」はどうつながるか?
福祉における「非対称性」と「当事者性」の課題
人に着目した「当事者性」、場を主にする「当事場」
「強い当事者性」だけに囚われないために

あとがき

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