アナキズムQ&A やっちゃう、やっちゃえ、やっちゃった
[2025年9月/四六判/320頁/]
著=栗原康
発行=筑摩書房
目次:
はじめに
第1章 さよなら、国畜【反政治の巻】
1 どうして税金はいらないのか?
2 どうして政府はいらないのか?
3 どうして議会制民主主義はいらないのか?
4 どうして警察と監獄はいらないのか?
5 どうして統治はいらないのか?
第2章 カネで買える自由がほしいのかい【反資本主義の巻】
1 アナキストははたらかないぞ-「労働からの自由」
2 アナキストは収奪に反対しますぞ-奴隷労働、囲い込み、賃労働
3 アナキストは現代の収奪をどう考えるのか?-アナルコ・コミュニズムと「収用」
4 魂の包摂か、それとも集団的想像力か
第3章 おもい、おもわれ、ふり、ふられ【直接行動の巻】
1 直接行動とはなにか
2 権力と似てきちゃおしまい-「非対称な闘争」をしよう
3 みんな出ていけ、ひとりも残るな-「権力の脱構成」
4 「エコロジストのラジカル化、ラジカリストのエコロジー化」とはなにか
5 隠れろ、逃げろ-集団的匿名性とはなにか
6 権力をとらずに世界を変える-ドゥルティ旅団、サパティスタ、ロジャヴァ革命
第4章 いま! いま! いま!【革命の巻】
1 別の世界は存在しない、別の生き方があるだけだ
2 上下関係のない闘い ドゥルティ旅団の継承者たち-シチュアシオニスト、ブラックマスク
3 どんな感情をもつことでも、感情をもつことは、つねに、絶対的に、ただしい
4 アナキストの天皇制観
5 なぜという問いなしに-アナーキー、自然、コミュニズム
6 自律でもなく他律でもなく、ただ律だけがある
7 支配なき共同の生をつむぐ
おわりに