鉄道書の本棚
[2025年9月/四六判/256頁/]
著=V林田
発行=本の雑誌社
目次:
〈第1章 連載編〉
鉄道忌避伝説の真実
-『鉄道忌避伝説の謎 汽車が来た町、来なかった町』
後世に何一つ残さなかった超マイナー機関車
-『石油発動機関車 福岡駒吉とわが国初の内燃機関車』
元祖「初詣」の地は川崎大師だった!
-『鉄道が変えた社寺参詣 初詣は鉄道とともに生まれ育った』
郷土博物館ならではの簡易軌道の記録
-『釧路・根室の簡易軌道』
宮脇俊三のストイックな架空鉄道
-『夢の山岳鉄道』
列車課長が見た国鉄分割民営化
-『国鉄最後のダイヤ改正 JRスタートへのドキュメント』
競馬と鉄道の深い縁
-『競馬と鉄道 あの”競馬場駅”はこうしてできた』
執筆動機が前代未聞の鉄道ミステリー
-『下り”はつかり”』
時刻表に載らない鉄道を追い求めて
-『知られざるナローたち』
鉄道車両の保存に生きた人
-『あの電車を救え! 親友・岸由一郎とともに』
北朝鮮の鉄道にフォーカスした唯一の商業書籍
-『将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情』
ハミングから禅まで世界の通勤史
-『通勤の社会史 毎日5億人が通勤する理由』
鉄道開通とおみやげの変貌
-『おみやげと鉄道 名物で語る日本近代史』
ホジ6014の数奇な運命
-『ホジ6014号蒸気動車のすべて』
ミツバチから映画館まで多種多様な鉄道輸送
-『こんなものまで運んだ!日本の鉄道』
複雑怪奇な国鉄労使の通史
-『戦後史のなかの国鉄労使』
貨車駅舎をイラストで紹介するビジュアルブック
-『探訪 貨車駅舎』
ご当地色豊かなシベリア鉄道の街絵本
-『Транссиб.Поезд отправляется!』
豪華列車全盛期の食堂車事情
-『鉄道の食事の歴史物語』
鉄道車両メーカーの中の人だから書ける裏話
-『電車を創る』
駅売りの茶瓶にも紆余曲折の歴史あり
-『信楽汽車土瓶』
鉄道を使った行商人のオーラルヒストリー
-『行商列車〈カンカン部隊〉を追いかけて』
模型趣味者ならではのナロー探訪記
-『新装版 軽便探訪』
鉄道を通して描く近現代ドイツ史
-『鉄道のドイツ史 帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ』
日本の鉄道事故に対する鎮魂の書
-『事故の鉄道史』
「赤ヘル旋風」と山陽新幹線の深い関係
-『プロ野球と鉄道』
「ほくほく線」社長による”濃い”コラム集
-『ほくほく博士』
葛飾柴又で人力の鉄道が走っていたころ
-『かつしかブックレット15 帝釈人車鉄道』
月刊誌『旅』
の記事で読む鉄道史40年
-『象は汽車に乗れるか』
鉄道と野球を日本に伝えた江戸っ子の痛快一代記
-『日本で初めてカーブを投げた男』
南部VS津軽の東北新幹線誘致合戦記
-『東北新幹線盛岡以北 太平洋回り誘致の軌跡』
美食×鉄道×百合の歴史小説
-『台湾漫遊鉄道のふたり』
職人が作った国鉄オリジナル書体
-『されど鉄道文字 駅名標から広がる世界』
手作り感も味なローカル私鉄の記録本
-『長門鉄道ものがたり』
駅や車内の英語を見る目が変わる一冊
-『現場で役立つ 鉄道ビジネス英語』
無視され続けた国鉄改革の提言
-『国鉄は根本的整備が必要である』
〈第2章 書き下ろし編〉
60年前の「普通弁当」が面白い!
-『駅弁日本一周』
戦中に中国大陸へ渡った路面電車の軌跡
-『大陸浪人路面電車 中国大陸を駆けた日本の電車のものがたり』
日本の鉄道を変えた「こだま」誕生秘史
-『ビジネス特急こだま プロジェクト秘史』
知られざる明治の鉄道旅行記
-『汽車に乗った明治の文人たち』
トイレット部長が描く恐るべき旧国鉄駅便所事情
-『トイレット部長』
鉄道系「カラーブックス」の名著たち
-「カラーブックス」叢書
世界的鉄道模型マニアの途轍もない半生
-『スーパー鉄道模型 わが生涯道楽』
名編集長のニッチで奥深いブログ
-『編集長敬白』
艱難辛苦を乗り越えたロープウェイ完乗記
-『絶景!日本全国ロープウェイ・ゴンドラ コンプリートガイド』
渋谷駅上空を横断していた「ひばり号」
-『渋谷上空のロープウェイ』
諸説入り乱れる鉄道唱歌の生い立ち
-『汽笛一声新橋を 決定版・鉄道唱歌物語』
あとがき