この惑星の塵のなかで 哲学のホラー

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[2025年10月/四六判/240頁/] 
著=ユージーン・サッカー 
訳=浅沼光樹 
発行=青土社


目次:
序章 不可知の雲

第1章 魔学に関する三つの問題
問題I-ブラックメタルにおける「黒い」という言葉の意味について
問題II-魔はいるのかどうか、いかにして魔を知るのかについて
問題III-魔学について、そしてそれが学問の名に値するかどうかについて


第2章 オカルト哲学に関する六つの読書
前文-アグリッパ『オカルト哲学』について
1 マーロウ『フォースタス博士の悲劇』〜ゲーテ『ファウスト』第一部
2 ホイートリ『黒魔団』〜ブリッシュ『ブラック・イースター』
3 ホジスン『幽霊狩人カーナッキ』〜「二次元の世界へ」(『アウター・リミッツ』)
4 ラヴクラフト「彼方より」〜伊藤『うずまき』
5 シール『紫の雲』〜ホイル『暗黒星雲』〜バラード『狂風世界』
6 『カルティキ/悪魔の人喰い生物』〜『怪獣ウラン』〜ライバー「黒いゴンドラ船頭」
補遺-シュミット『政治神学』について


第3章 神学のホラーに関する九つの討論
1 来世
2 冒瀆的生命
3 取り巻くものとしての疫病
4 ネクロス
5 生物学の霊
6 一義的生物
7 絶滅と存在
8 非存在としての生命
9 無名のホラー


「触手のある黒い空虚が低い声で囁く」
プロローグ
スタンザ I
スタンザ II
スタンザ III
スタンザ IV


訳者解題

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