ウィリアム・モリス ロマン派から革命家へ

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[2025年7月/A5H/772頁/] 
著=E・P・トムスン 
監訳=川端康雄 
訳=田中裕介/星野真志/山田雄三/横山千晶 
発行=月曜社


目次:
第1部 ウィリアム・モリスとロマン派の反抗
第1章 サー・ランスロットとグラッドグラインド氏
1 最初の反抗
2 歴史とロマンス
3 グラッドグラインド氏
4 ジョン・キーツ


第2章 オクスフォード―カーライルとラスキン
1 「戦〔いくさ〕は何処にある?」
2 中世主義とトマス・カーライル
3 ジョン・ラスキン


第3章 ロセッティとラファエル前派
1 「僕の仕事は夢の具体化」
2 ラファエル前派、そして「夕焼けの明るい感じ」


第4章 ヴィクトリアニズムとの最初の対戦
1 「ジェイニー」
2 『グウィネヴィアの抗弁』
3 結語


第2部 葛藤の時代
第1章 ウィリアム・モリスと装飾芸術
1 序
2 レッド・ハウスと商会
3 デザイナー・職人としてのモリス


第2章 絶望の詩
1 『トロイ陥落からの場面』
2 『地上の楽園』
3 「不吉な予感」
4 「この時代は強さに欠ける」


第3章 「恋だにあらば」


第4章 希望と勇気
1 ケルムスコット
2 アイスランド


第5章 行動〔アクション〕
1 「生のほかには富などない」
2 「東方問題」


第6章 「アンティ・スクレイプ」


第7章 火の川


第3部 実践的社会主義
第1章 最初の2百人
1 亡命者たち
2 「古株」たち
3 知識人
4 「変わり者」たち


第2章 最初のプロパガンダ
1 「すべては大義のために」
2 「こうして私は仕事を始めた[…]」
3 「ああ、なんとおぞましい」
4 書簡と記事
5 ハイド・パークでの1件


第3章 分裂
1 社会主義の理論
2 社会主義の戦略
3 不和のはじまり
4 執行部と『ジャスティス』
5 スコットランド土地・労働同盟
6 退会
7 余波


第4章 社会主義同盟 1885〜1886年-「社会主義者を作る」
1 暫定評議会
2 社会主義同盟の政策
3 帝国主義との闘争
4 社会主義同盟メンバーと『コモンウィール』
5 言論の自由を求める闘争
6 社会民主連盟と失業者の暴動
7 1886年の社会主義同盟
8 扇動者ウィリアム・モリス


第5章 社会主義者、大衆と接触する 1887年〜1888年
1 「忍耐力こそ私たちが求めるもの」
2 「ヨナは鯨をどう見たか」
3 ノーサンバーランドの坑夫たち
4 第3回年次大会
5 議会活動放棄政策
6 ジョン・リンカーン・マーン
7 国威発揚記念祭
8 「血の日曜日」
9 ブルームズベリー支部、退場


第6章 社会主義同盟最後の歳月
1 「同盟はもちません[…]」
2 新労働組合主義
3 第2インターナショナル-そしてフェビアン派
4 モリスとアナキストたち
5 芸術家仲間、知識人仲間
6 「青二才たち」の勝利
7 「私たちはいまどこにいるのか」


第7章 連合社会主義政党の立ち上げに向けて 1890〜1896年
1 ケルムスコット・プレス
2 アナキストとの訣別
3 純粋主義を却下する
4 連合への道
5 理論の成熟
6 SDFとの和解
7 最後の一年


第4部 必要と欲求
1 建築、機械、そして社会主義
2 芸術の理論
3 『社会主義者のための歌』と『希望の巡礼者』
4 散文ロマンス群
5 未来の社会
6 『ユートピアだより』
7 人柄と影響
8 欲求と必要


附録I 社会主義同盟マニフェスト

附録II ウィリアム・モリス、ブルース・グレイジア、マルクス主義
1 ジョン・ブルース・グレイジア
2 ウィリアム・モリスとマルクス主義


後記 1976年

初版への緒言(1955年)
改訂第2版への著者覚書(1976年)
訳者解説

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