三島由紀夫との六十年 敗北という生き方
[2025年11月/文庫/384頁/]
《平凡社ライブラリー 》
著=高橋 睦郎
発行=平凡社
目次:
ねずみ捕り どこまでも
在りし、在らまほしかりし三島由紀夫
I
活動写眞誉切腹
三島由紀夫氏と『三原色』
さめた狂気-『朱雀家の滅亡』
三島由紀夫氏への答辞
『詩を書く少年』その後
II
RHETORICA
死の絵
貴種と異類-三島由紀夫自選短編集『獅子・孔雀』解説
貴種流離をめぐって-折口信夫と三島由紀夫
言葉の王国へ(抄)
完璧な謎解き-ネイスン『三島由紀夫-ある評伝』書評
III
友達の作り方(抄)
聖三角形-Y・M、T・S、T・I、そして
対談 三島と歌舞伎と細江英公
神は細部に
IV
在りし、在らまほしかりし三島由紀夫
対談 詩を書く少年の孤独と栄光井上隆史
三島由紀夫のエラボレーション
日本・神道・大和心をめぐって
鼎談 三島由紀夫と私と詩-講演の後に小林康夫・中島隆博
三島由紀夫との五十二年-あとがきに代えて
解説 | 井上隆史
半世紀ののちに-跋に代へる
伝統という冥界下り-重ねての代跋
いかに敗北するか-没後五十五年目の三島由紀夫入門私説
三つの絵 誤差と修正 村山槐多へ 三島由紀夫へ
平凡社ライブラリー版あとがき
