スプラッター映画と資本主義 血しぶきホラーの政治経済学

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[2025年11月/四六判/240頁/] 
著=マーク・スティーヴン 
訳=風間賢二 
発行=青土社


目次:
謝辞

第一章 はじめに
資本主義-ホラー・ストーリー
切 断 (ミューティレイション)はメッセージ
暴力のスタイル-スプラット、スラッシュ、スナッフ
問い:資本主義とは何か? 答え:運動する矛盾
スプラッターと資本、歴史内で同調
本書の概要

最初の幕間 お下劣ナスティビデオ

第二章 ホラーショーとしてのマルクス主義
歴史の虐殺台
ゴシック、ゴア、ガレルテ
セルゲイ・エイゼンシュテイン-ゴアのゴッドファーザー
マルクス主義がグラインドハウスに進出

第二幕間 去勢ポルノ

第三章 アメリカの人食い饗宴
フロリダにおけるエジプトの人肉嗜食
市 場(エンポリアム)を離れて屠殺場へ
ゾンビ・エコノミクス-労働の(不)死
穏健なる提案-金持ちを食おう!

第三幕間 グローバル・フェロックス

第四章 制御不能な臓器
新自由主義の悪夢の身体
新しい肉体万歳!
内なる敵-サッチャー政権下の家族のサディズム
破滅のランデヴー-ビバリーヒルズの血の饗宴
大いなる束の間の皮膜を剥ぐ

第四幕間 クラトゥ・バラダ……ネクタイ

第五章 壮絶な(スペクタキュラー)拷問
終末的危機-恐怖に基づくモデル
ポスト社会主義の殺人工場
フラクタル的再結合-あるいはファイナンシャル・ジグソーパズル
今や誰もがムカデ人間!

最終章 ミイラ化した変化

原注
訳者あとがき

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