変えられた人生 南京大虐殺生存者の口述生活史
[2025年12月/四六判/416頁/]
編=張建軍/張生/陳俊峰/艾徳林/武黎嵩
訳=蘆荻
発行=花伝社
発売元=共栄書房
目次:
過去の災難を忘れてはならない
:陳徳寿の口述自伝
二度にわたって人間の屠殺場から逃れた
:李高山の口述自伝
生きなければならないという責任感がある
:常志強の口述自伝
最終的に、我々はなんとか逃げ延びた
:蒋樹珍の口述自伝
日本人がきてから、年々苦しみが深くなるばかり
:王秀英の口述自伝
長兄の死は、家族にとって永遠の悲しみだ
:王長発の口述自伝
その後、「日本人」という三文字を耳にするだけで、とても怖くなった
:夏淑琴の口述自伝
機関銃で人が掃射されるのを見て、私は恐ろしくてたまらなかった
:岑洪桂の口述自伝
私たちが外に出ると、通りは死体だらけだった
:濮業良の口述自伝
あの頃、死者が出ない家族は一つもなかった
:余昌祥の口述自伝
避難中、私たちが踏み歩いたのは、殺された同胞の遺体だった
:祝再強の口述自伝
穏やかで安らかな暮らしは、世界中の人々の願いだ
:馬庭禄の口述自伝
当時、日本人は南京で、理由もなく人を見れば殴った
:季培生の口述自伝
鬼子が来て、私たちが花を育てていた温室をすべて焼き払った
:王子華の口述自伝
日本人は人を殺すのに理屈をつけない
:易蘭英の口述自伝
命は本当に拾ったものだった
:艾義英の口述自伝
自分が知っていることを話すのは、私の責任だ
:程文英の口述自伝
この歴史を忘れてはならない
:方素霞の口述自伝
叔父は死んでいたが、目は開いたままだった
:葛道栄の口述自伝
私は南京大虐殺を証言する
:石秀英の口述自伝
日本の飛行機が我が家の幸せを粉々に壊した
:阮定東の口述自伝
私から言えば、大虐殺の犠牲者数は「三十万以上だ!」
:路洪才の口述自伝
日本鬼子が来ると、人々は大波が押し寄せるように必死に逃げた
:伍秀英の口述自伝
当時、中国の難民たちは皆、互いに支え合う不幸な人々だった
:楊翠英の口述自伝
川の水はすっかり血で赤く染まっていた
:傅兆増の口述自伝
すべての生存者には、苦難の歴史がある
:佘子清の口述自伝
日本人の侵略は大家族をつぶした
:陶承義の口述自伝
私はかまどの下に隠れて鬼子から逃れた
:潘巧英の口述自伝
私は三度も死にかけたが、それでも死ななかった
:謝桂英 口述自伝
私たちの食べものはすべて日本人に奪われてしまった
:周智林の口述自伝
あとがき | 張 建軍
