実存的貧困とはなにか ポストモダン社会における「新しい貧困」

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[2022年2月/四六H/713頁/]
著=原田和広 発行=青土社


目次:
序章 はじめに
第1節 社会的排除論の陥穽

第1章 「貧困理論」の再検討
第1節 「実存的貧困」:新たな貧困概念の提唱
第2節 社会福祉の新しい支援対象としての「性風俗産業従事者」

第2章 研究の背景:「大きな物語」の喪失と「実存的不安」
第1節 ポストモダン、新自由主義、そして消費社会
第2節 フェミニズムの限界:「可哀想な被害者」と分かりやすい性的搾取の構図
第3節 性風俗産業従事者と社会的排除:「廃棄された生」
第4節 質的研究(52人のインタビュー+アンケート調査)のまとめ

最終章 研究の総括:ネットの承認論に基づく新たな「貧困理論」の構築
第1節 社会福祉の支援対象としての「性風俗」
第2節 結論:「実存的貧困」概念による「貧困理論」の再定義

あとがき

 

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