新自由主義権力と抵抗
[2026年2月/四六判/240頁/]
著=佐藤 嘉幸
発行=人文書院
目次:
序論
第一部 新自由主義と権力
第一章 新自由主義的統治とは何か
第一部への序論
1・1 ポスト・フォーディズム的統治性
1・2 新自由主義的統治性
1・3 人的資本としての主体
1・4 別様の自己統御の可能性としての主体化
第二章 規律権力から環境介入権力へ
2・1 環境の設計
2・2 規律権力の市場化
第三章 生権力/生政治とは何か-レイシズム、自由主義、新自由主義
3・1 『社会を防衛しなければならない』-生権力とレイシズム
3・2 『安全・領土・人口』、『生政治の誕生』-生政治、自由主義、新自由主義
3・3 『人種・国民・階級』-新自由主義とレイシズム
第四章 主権権力の強化と例外状態の常態化
4・1 統治パラダイムとしてのセキュリティ
4・2 現実的なものの規範化
第五章 立憲デモクラシーの危機と例外状態
5・1 「政治的なもののテロス」としての戦争
5・2 例外状態の常態化と「法律の力」
補論 民主主義の自己免疫とその反転-デリダと「来るべきデモクラシー」
1 民主主義の自己免疫
2 自己免疫の反転
第一部への結論-規律社会から排除社会へ
第二部 新自由主義権力への抵抗戦略
第六章 アセンブリ、不安定性(プレカリティ)、行為遂行性(パフォーマティヴィティ)-バトラー『アセンブリ』
第二部への序論
6・1 「アセンブリ」とは何か
6・2 不安定性(プレカリティ)
6・3 行為遂行性(パフォーマティヴィティ)
第七章 戦争とレイシズムの時代における非暴力のマニフェスト-バトラー『非暴力の力』
7・1 相互依存から非暴力へ
7・2 反レイシズムから国家暴力の批判へ-フーコー、ファノン、ベンヤミン
7・3 フロイトの戦争論と非暴力の哲学
7・4 アナーキズムからコミュニズムへ
第八章 マルチチュードの絶対的創造性をいかに持続させるか-ネグリ=ハート『アセンブリ』
8・1 『叛逆』から『アセンブリ』へ
8・2 マルチチュードの絶対的創造性
第二部への結論 「アセンブリ」をめぐりネグリ=ハートとバトラー
結論 新自由主義権力への抵抗
