姫井伊介と労道社
[2022年3月/A5H/344頁/]
著=布引 敏雄 発行=解放出版社
目次:
はじめに
第一章 社会事業を志すまで
1 学問か家業か
2 協同組合への意欲
3 米騒動の渦中から
第二章 山口県大正デモクラシーの旗手
1 新設山口県社会課の嘱託
2 融和運動の取り組み
3 労道社の設立
第三章 山口県会での孤立無援
1 山口県会へ登場
2 この問題に決して第三者はありませぬ
3 労働大衆とともに
4 地方自治に政党政治の必要なし
5 姫井伊介、県会を去る
第四章 昭和恐慌の嵐に抗して
1 皿山の労働争議
2 社会改進の道へ
3 労道社の充実
4 恐慌期の融和運動
第五章 労道社の若者たち
1 寺尾 若枝……私には私の主義がございます
2 松木 淳……労道社から島光社へ
3 道源 素子……星空を仰ぎて
4 土辺 文子……労道社山口支部
5 西田 積利……姫井製陶所の番頭さん
第六章 戦時社会事業の実践とその思想
1 県会議員に返り咲く
2 戦時革新派の地方的基盤
3 戦時融和事業
4 協和事業
5 戦時下隣保館労道社の実践
6 戦時国民生活の示範
第七章 正義と愛の政治をめざして
1 新日本の建設へ
2 参議院への登場
3 厚生委員会における法案審議
4 労働委員会における法案審議
5 社会保障制度審議会
6 参議院本会議での発言
7 第二回参議院議員選挙
第八章 苦難の革新市政
1 小野田市に革新市長誕生
2 財政の健全化
3 労働行政
4 都市計画の策定
5 福祉と医療
6 教育と文化
7 任期満了と市長選挙
第九章 晩 年
1 山口県教育委員
2 同和教育への思い
3 私の宗教
姫井伊介年譜
参考文献
姫井伊介著作目録
おわりに