性と頓挫する絶対 弁証法的唯物論のトポロジー
[2021年10月/四六H/627頁/] 著=スラヴォイ・ジジェク 訳=中山徹/鈴木英明 発行=青土社目次:/序論 弁証法的唯物論の向き付け不可能な空間//定理I 存在論の視差/系1 知的直観と原型的知性-カントとヘーゲルにおける反省性/例証1・1 ブッダ、カント、フッサール/例証1・2 ヘーゲルの視差/例証1・3 「真実の死」//定理II 人は性を通じて絶対に触れる/系2 性別化された時間の湾曲/例証2・1 図式論-カント、ヘーゲル…そして性における/例証2・2 マルクス、ブレヒト、そして性の契約/例証2・3 ヘーゲル的反復/例証2・4 七つの大罪//定理III 三つの向き付け不可能なもの/系3 量子存在論のまぬけな神/例証3・1 倫理的なメビウスの帯/例証3・2 縫合としての暗黒の塔/例証3・3 縫合とヘゲモニー/例証3・4 鼻のある(または、ない)世界/例証3・5 量子的プラトニズムに向けて//定理IV 抽象化の執拗さ/系4 あそこがロドス島だ、あそこで跳べ!/例証4・1 言語、ララング/例証4・2 プロコフィエフの旅/例証4・3 抽象化の作家としてのベケット//訳者あとがき/