空間と統治の社会学 住宅・郊外・ステイホーム

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[2021年9月/四六判/248頁/] 著=佐幸 信介 発行=青弓社目次:/序 章 「空間の不自由」を問うということ//第1章 新自由主義と空間の暴力-金融資本と空間の接合/1 サブプライムローン問題と住宅という財/2 都市空間の変貌/3 空間開発と金融資本/4 公共空間の市場化と社会的所有の放棄//第2章 都市空間の変容のなかのオリンピック-再開発のなかの建築と空間/1 書き換えられる都市空間/2 フローの空間としての東京-首都高と経済空間への書き換え/3 フローの空間としての都市-新自由主義化する空間/4 二〇二〇年オリンピックの空間//第3章 囲われる空間のパラドックス/1 生活を囲い込むこと/2 集住空間のセキュリティ/3 測定される安全/危険/4 象徴暴力とコミュニティ/5 逆説的な安全な空間//第4章 スマートシティと生政治-パブリック-プライベートの産業から住むことの統治に向けて/1 スマートシティと空間-テクノロジーは何を対象にするのか/2 産業としてのスマートシティ/3 生政治としてのスマートシティ//第5章 郊外空間の反転した世界-『空中庭園』と住空間の経験/1 表象としての住宅/2 郊外と「住まわせる論理」/3 郊外または反転した世界/4 性愛の空間としての郊外//終 章 新型コロナ禍と「ホーム」という場所-カフカ「巣穴」を読む/1 コロナ禍と権力の問題/2 カフカ「巣穴」とホーム//あとがき/

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