アンゲラ・メルケルの東ドイツ 「劣化する社会」を生きる人びと
[2022年2月/四六H/224頁/]
著=川越 修 発行=ナカニシヤ出版
目次:
はじめに
第一章 東ドイツ社会の若者たち
1 テンプリーンのメルケル
2 1970・80年代の東ドイツ社会と若者の意識変化
3 東ドイツ社会の中間組織と若者
第二章 顕在化する「社会の劣化」
1 ライプツィヒと東ベルリンのメルケル
2 チェルノブイリの衝撃-転機としての1986年
3 シュタージの見たチェルノブイリと東ドイツ社会
第三章 「劣化する社会」-それぞれの選択
1 東ドイツを去った人びと・東ドイツにとどまった人びと
2 二つの中間組織の選択
3 もう一つの選択-メルケルの東ドイツ像
第四章 「プロイセンのプロテスタント」-政治家メルケルの登場
1 核エネルギー問題と政治家メルケル
2 信仰と政治-政治家メルケルの核心
あとがき