新映画論
[2022年2月/四六判/480頁/]
《ゲンロン叢書》
著=渡邉大輔
発行=株式会社ゲンロン
目次:
はじめに-新たな映画の旅にむけて
第1部 変容する映画-カメラアイ・リアリティ・受容
第1章 カメラアイの変容-多視点的転回
第2章 リアリティの変容-ドキュメンタリー的なもののゆくえ
第3章 受容の変容-平面・クロースアップ・リズム
第2部 絶滅に向かう映画-映画のポストヒューマン的転回
第4章 オブジェクト指向のイメージ文化-ヒト=観客なき世界
第5章 映画の多自然主義-ヒト=観客とモノ
第6章 「映画以後」の慣習と信仰-ポストシネフィリーの可能性
第3部 新たな平面へ-幽霊化するイメージ環境
第7章 アニメーション的平面-「空洞化」するリアリティ
第8章 インターフェイス的平面-「表象(スクリーン)」から遠く離れて
第9章 準-客体たちの平面-インターフェイスとイメージの幽霊性
おわりに-ポストシネマのアナクロニズム