中国はどこに向かうか
[2022年3月/B5/56頁/]
《テオリア論集13》
著=平川均/丸川哲史/稲垣豊
発行=研究所テオリア
※2021年11月14日のシンポジウム「中国はどこに向かうか」での講演・質疑応答をまとめたもの
目次:
●「一帯一路」構想の行方-世界経済の中の中国 | 平川 均
はじめに
東アジア経済圏の形成と中国
アジアの中国から世界の中国へ
覇権と公共財の狭間の一帯一路
東アジアの開発方式と一帯一路
米中対立と「健康シルクロード」
一帯一路と公的融資返済問題
アジア太平洋から「インド太平洋」へ
「新冷戦構造」の大きな過渡期に
●「中国の台頭」-世界、周辺部への影響 | 丸川哲史
序論的に
東アジア鉄道共同体構想
AUKUSと豪原潜保有
台湾と米中対立
国安法と香港
●ポストコロナの農民工たち | 稲垣 豊
中国労働運動を紹介
コロナ禍と労働者
「初心忘るべからず」
中国の農民工と階級闘争
「調和ある労使関係」の実態
中国共産党100年と草の根
コロナ対策の「不都合な真実」
「長期安定の奇跡」と今後
●質疑応答