社会運動 2022-4(no.446)
[2022年4月/A5/112頁/]
特集=農業危機 -生産する消費者運動
発行=市民セクター政策機構
目次:
[For Readers]
戦争と国民−権力者が引き起こす飢餓 | 白井和宏(季刊『社会運動』編集長)
[Part.1]生活クラブと生産地
(1)生活クラブが目指す持続可能な産地づくり-消費と生産の境界を越えるローカルSDGsが切り拓く可能性 | 伊藤由理子(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 会長)
(2)フードシステムを転換するために、私たちができること | 田村典江(総合地球環境学研究所・上級研究員)
[Part.2]日本の農業政策
(1)日本の農業の現在とこれから – 現場で何が起きているのか | 尾原浩子(日本農業新聞記者)
(2)国連「家族農業の10年」の意味 – 持続可能な農業を実現する | 関根佳恵(愛知学院大学准教授)
[Part.3]協議会からの声
協議会リスト -生産者がつながるネットワーク
協議会(1)庄内協議会 – 「生活クラブの食料基地」の新しい取り組み
協議会(2)まるごと栃木生活クラブ提携産地協議会 – 地域に根ざして働く人びとを支える仕組みをつくりたい
協議会(3)ぐるっと長野地域協議会 – 域内の連携で持続可能な社会を目指す
協議会(4)紀伊半島地域協議会 – 中間山地の持続可能性こそ日本農業の未来
[Part.4]遺伝子組み換えと食品
(1)改悪される遺伝子組み換え食品の表示制度 – 生活クラブの「自主表示の新ルール」 | 前田和記(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 常勤理事 企画部 部長)
(2)販売が始まったゲノム編集食品 – トマト、マダイ、トラフグ | 西分千秋(たねと食とひと@フォーラム事務局員)
書評
(1)『みんなでつくる「いただきます」』田村典江、クリストフ・D・D・ルプレヒト、スティーブン・R・マックグリービー 編(昭和堂 2021)
(2)『13歳からの食と農 – 家族農業が世界を変える』関根佳恵 著(かもがわ出版2020)
連載
フォルケリな日常 – 北欧の暮らしのなかの政治 第5回
北欧のおじさん世代が語るジェンダー平等 | 鐙麻樹(ジャーナリスト・写真家)