ずぶ六の四季

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[2022年2月/四六判/310頁/]
著=大竹聡 発行=本の雑誌社


「週刊ポスト」(小学館)の連載「酒でも呑むか」の単行本化

目次:
はじめに – 酒は飲め飲め、飲むならば

I 晩酌のない生活は考えられない
スマホ使いの昼酒爺さん/わが憧れの朝酒とは/震える右手をじっと見る/注文の呼吸/夏においしい魚介の話/酒場におけるマナー以前の問題/半端な料簡/私の名店/私のぐい呑み問題/もてなし/屋台のおでんはなぜうまい/旅酒はハイテンションで/おいしい戴き物の話/鯵の味あれこれ/コップでやるウイスキー/揚げ物思う昼の妄想酒/そろそろお鍋でしょうか?/正月の餅/寒ブリよりツバス/酒を抜くか抜くまいか/コートの始末/微発泡のうまさ/二月の雑煮は酒のつまみ/猪口とぐい呑み/メダカの凍死/地獄の二日酔い/晩酌もチャンポン酒である/外房の誘惑/釣って食うヨロコビ/神田の大衆割烹閉店す/あんかけ焼きそばでウイスキー/春秋の外酒/魚屋さんのアプリ/モツ焼き/丼でビール/私の趣味/剣菱の樽酒/雨の水曜、駅前酒場にて/ひやおろしの誘惑/シュウマイの恥ずかしさ/小料理屋が恋しいぞ/モツ焼きで飲む酒/宵越しの銭/秋本番、真冬の鍋を思う/酒場の世間話/湯島のたらこ/

II 穏やかな人間になりたい
たまの贅沢/寄り道酒/料亭の一番メシ/土手の茶屋、閉店す/秋の日の蕎麦前うまし/柔軟な嗜好/酔っ払いの年頭所感/忙しない真冬/不変のスタイル/イカゲソの誘惑/お燗のこだわり/湯宿の深夜酒/年の功/校歌斉唱/秋田、春の飲み旅/銘酒とガッコと笹かまと/なみだのホッピー/ひとり自宅で飲む酒/立ち飲みの愉楽/老舗のつまみのうまさ/払暁の般若湯の功徳/友、遠方より来たりてサワー飲む/井戸水のプール/汁で飲む酒のうまさ/ダービー酒/テレビ酒、ラジオ酒/自分探しの旅酒/梅雨時のレモンサワーがしみる/外酒の格別/名古屋の夜は終わりなし/お師匠と弟子/月見の酒/アーカイブ酒はうまし/親子三代、ホッピーは濃ゆい/米と麦の相性/漬物酒はとまらない/札幌、雨上がりの夜/ウイスキーのうまさ/私鉄沿線/三鷹の煮込み/豆腐一丁で酒は飲める!/今年最初の遠征酒をネタに飲む/真冬の午後のひだまりの…../坪内祐三さんからの電話/スナック&ビール/大根の皮ってヤツやなかなか/生酔いと泥酔の間/長崎の絶品アジ/熟練の技/たまには調布で懐旧ひとり酒/江ノ電、鎌倉、ヒラメの昆布締め/老舗の洋食で少し飲む晩/初夏のひとり旅/東北の遅い春は車中泊かはじめに – 酒は飲め飲め、飲むならば/

III ああ、飲みに行きてえな
ひとり花見と寄り道酒と/大麦畑の幻/たこ梅恋しい深夜酒/ありがてえ焼肉弁当の話/私の接待/連夜のぶたしゃぶ/うまい梅干し/夏の朝酒/シンコと馬券/昔は出前、今は出向く町中華/酒と米とどちらかにせねば/御前崎の冷たい味噌汁/飲酒前散歩のススメ/チャーハンは酒に合うのか?/銀座の昼酒/脱臼の痛み/秋の夜の半月とおでんのこと/晩秋の二人酒/私のアルコール濃度/雑煮、雑炊、粥で祝う正月/酒場の相性、舌の英才教育/なりたい私/私は杜氏にもなりたかった/旅した気分で今夜も深酒/春の家飲み、深夜の悶え/時空を超えてリモート酒を/ぶらり港町・泊飲みの魅力/晩酌をうまくする方法序説/私の夢と希望/鯉を喰ったり釣ったり/魚介と桜をめでる春の酒/地魚鮨の記憶で地酒を飲む夜/温泉場に長逗留する夢/梅雨前の瀬戸内フーテン旅/モルトで祝うコロナ禍の深夜酒/浪江の酒復活に東京で涙する/葉巻とギムレットの人/吸い飲みでハイボールを!/酷暑のビールに勝るものなし/緊急事態とイワシの梅煮 /月と角ハイ/バッテラとやきとり/哀しくて酒を飲むのみ/勘が鈍る/

締めの一杯 – あとがきにかえて

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