近代出版研究 創刊号

141387

[2022年4月/A5/288頁/]
発行=近代出版研究所
発売元=皓星社


目次:
巻頭言 小さい問題の登録 | 小林昌樹

研究座談会
明治期に活躍した出版社の近代性とは何か – 稲岡勝を囲んで
稲岡勝・小林昌樹・森洋介・河原努・藤巻修一・晴山生菜・楠本夏菜

「立ち読み」の歴史 – それは明治二十年代日本の「雑誌屋」で始まった | 小林昌樹
来たるべき独学書史のためのプログラム | 読書猿
古本の記憶 | 大月隆寛
“ハガキ職人系”民俗学者の奔放 – 宝塚文芸図書館員・辰井隆について分かったこと | 菊地暁
奥付と消費税 – 書籍の消費税総額表示を契機に考えたこと | 下平尾直
日記のすき間から掘り出す近代日本出版史 | 神保町のオタ
西洋初期近代における出版と読者を探るために | 安形麻理
田中一貞の人柄と図書館論(前) | 田村俊作
新聞濫読のすすめ | 松崎貴之
明治10年代「図書館」は「書籍館」に何故取って代ったか – 「図書」の語誌に見る意味変化と東京図書館における「館種」概念の芽生え | 鈴木宏宗
「幽霊版」(版数とばし)は大正初期に始まった? – フル本はルフ本 | 書物蔵
戸家誠著作リスト(令和四年一月現在) | 戸家誠
楫取群馬県令と金港堂の『修身説約』出版 | 稲岡勝
[書評]『日本人物レファレンス事典 図書館・出版・ジャーナリズム篇』 | 鈴木宏宗
[資料復刻]The biblio kids! – 1990 年代前半の西洋書誌学通信紙 | 武者小路信和

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