撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて

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[2022年4月/四六判/272頁/]
編=内田樹
発行=晶文社


目次:
まえがき 内田樹

1 歴史の分岐点で
撤退は知性の証である – 撤退学の試み | 堀田新五郎
撤退のための二つのシナリオ | 内田樹
撤退戦としてのコミュニズム | 斎藤幸平
民主主義からの撤退が不可能だとするならば | 白井聡
撤退戦と敗戦処理 | 中田考

2 撤退の諸相
撤退という考え方 – ある感染症屋のノート | 岩田健太郎
下野の倫理とエンパワメント | 青木真兵
音楽の新しさはドレミの外側にだって広がっている | 後藤正文
文明の時間から撤退し、自然の時間を生きる | 想田和弘
撤退のマーチ | 渡邉格
撤退女子奮闘記 | 渡邉麻里子

3 パラダイム転換へ
『桜の園』の国から | 平田オリザ
ある理系研究者の経験的撤退論 | 仲野徹
Withdrawalについて – 最も根っこのところからの撤退 | 三砂ちづる
個人の選択肢を増やす「プランB」とは何か | 兪炳匡
極私的撤退論 | 平川克美

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