『日常からみる周縁性 ジェンダー、エスニシティ、セクシャリティ
[2022年3月/A5/256頁/]
著=李恩子(イ・ウンジャ)
発行=三一書房
目次:
I部 アイデンティティをめぐる物語
第1章 名前とアイデンティ
第2章 民族文化とアイデンティティ
II部 セクシャリティをめぐる出会いと記憶
第3章 セクシャリティについての想い
第4章 往復書簡対談 セクシャリティから考える「在日性」
III部 植民地主義がもたらしたもの
第5章 忘れられたもう1つの植民地 – 旧南洋群島における宗教と政治がもたらした文化的遺制
第6章 今私たちに問われていること
第7章 韓日条約は在日同胞に何をもたらしたか – ポストコロニアル的一視点
IV部 差別の現在性
第8章 日韓(朝)関係から見た在日朝鮮人の人権
第9章 日本国(家)を愛せない理由 – かといって愛せる国(家)もない
V部 民族、宗教、ジェンダー
第10章 和解の概念を考える – 差別のトラウマの視点から
第11章 信徒と教職の権威を考える1信徒のつぶやき
第12章 今、ドロテー・ゼレを読む意味 – 「共苦」する主体形成を求めて
第13章 「聖なる権威」への抵抗 – 在日大韓基督教会女性牧師・長老按手プロセスにおける「民族」の位置
第14章 解放運動における〈原則〉 – 日本のバックラッシュに抗するために