トーキョーサバイバー
[2022年3月/四六判/274頁/]
編/著=二文字屋 脩
発行=うつつ堂
目次:
はじめに
1 出会い方を変えてみる
ことのはじまり
2007年、 夏
無力な弱者?
出会い方の大切さ
出会い方を変えて、見方を変える
ホームレスを/と人類学する
路上で/から
2 ホームレス、かく語りき
住まば都、新宿
排除と言えば排除
歩くのが仕事
都市のスキマに座る
あげっぱなしの見返りいらず
やさしさ、ご自由にお持ちください
草野球とメジャー
生きる緊張感を買う
無駄じゃない無駄ないま
肩書きなくして自立なし
つながりに名前はいらない
3 〈ホーム/ホームレス〉のその先へ
路上の声に耳を澄ます
惹きよせられ、追いだされ
歩くこと、住まうこと
スキマをみつける/つくる
うけながす、ずらす、はぐらかす
なんとかなる、なんとかする
その日その日を生きること
わかつこと、つながること
別のかたちで「ある」こと
共犯者/犠牲者であること
かけがえのなさへ
おわりに