在日朝鮮人を生きる 〈祖国〉〈民族〉そして日本社会の眼差しの中で
[3022年3月/四六判/336頁/]
著=山本 かほり
発行=三一書房
目次:
第I部 朝鮮学校との十年
緒言
第一章 朝鮮高校研究に向けて
第二章 朝鮮学校で学ぶということ – 排外主義の中で
第三章 〈祖国〉への修学旅行 – 朝高三年生の〈祖国訪問〉同行調査から
第四章 「北朝鮮」言説と朝鮮学校 – マジョリティの「良心」が「暴力」になるとき
エッセイ 平壌で乾杯 – 私が出会った人たち
祖国の愛は温かい
とりこになったインジョコギパップ
平壌の障がい児施設を訪ねて
帰国子女の悩み
地域が育てる – 正明くんのこと
運転手としての誇り
만남 – 出会い
最高の連れ
第II部 ある在日朝鮮人家族親族の生活史 – 三十年間を見つめて
緒言 在日朝鮮人の家族・親族の世代間生活史調査とX家 – 調査の概要
第一章 X家の世代別生活史 – 上昇移動の生活史
第二章 ある在日朝鮮人家族・親族の生活史に見る民族意識の変遷 – 上昇移動の後に
第三章 X家と朝鮮学校・総聯 – X家の生活史のもう一つの側面を読む