初期社会主義研究 30
[2022年4月/A5/338頁/]
特集=社会主義200年
発行=初期社会主義研究会 発売元=ぱる出版
目次:
〈初期社会主義の眼〉社会主義200年に寄せて | 山泉 進
特集 社会主義200年
「初期社会主義」の次の段階へ | 荻野 富士夫
変奏するアナーキズム – 初期社会主義の可能性を開く | 梅森 直之
冷戦体制崩壊、井上ひさしにとっての – 『一週間』『一分ノ一』生前未刊行をめぐって | 成田 龍一
初期社会主義と中国 – 社会主義二〇〇年に寄せて | 川上 哲正
初期社会主義からコミュニズム、そして新しいアナキズムへ – 小沢信男から考える | 竹内 栄美子
21世紀に管野須賀子全集を読む – ドイツ人女性の視点から | ユリア・ベアトリックス・ズーセ
社会主義から遠く離れて – 再びグローバルIT企業の現場で思うこと | 竹内 友章
第30号記念アンケートに答えて
『選集−女性の主張 (Woman’s Voice: An Anthology)』とジョセフィン・コンガー−カネコのフェミニズム | 大橋 秀子
「村落社会主義」思想のゆくえ – 座間止水と小川高之助を中心に | 林 彰
幸徳秋水の思想転換とアルバート・ジョンソンへの手紙 | 大岩川 嫩
一九二〇年の「社会主義」−文化人の日本社会主義同盟加盟、非加盟をめぐって | 大和田 茂
『風土』と「転向」 – 和辻哲郎による左翼思想への駁論を考える | 倉重 拓
一九三〇年代ソ連におけるアナーキズム批判 – 二冊の『ロシアにおけるアナーキズム』をめぐって | 山本 健三
『幸徳秋水全集』の傍らに、この本を―木原恵美子著『幸徳秋水の最初の妻 ルイの生涯』について | 岩崎 稔
人新世の社会主義 – 社会主義二〇〇年 | 内藤 酬
〈研究ノート〉 ユートピア社会主義の波動 – 大川周明の場合 | 岡崎 一
〈資料紹介〉 文芸戦線派広野八郎晩年の回顧録と私信 – 堺利彦農民労働学校の周辺(その七) | 小正路 淑泰
クロポトキン・幸徳秋水往復書簡 | 解説・訳 山泉進・田中ひかる・山本健三
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本会活動記録
編集後記