多文化共生の実験室 大阪から考える

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[2022年3月/A5/304頁/]
編/著=高谷 幸
発行=青弓社


目次:
まえがき 高谷 幸

第1部 教育の実践
第1章 大阪の多文化共生教育 – 公立学校の外国人教育研究組織に着目して | 榎井 縁
第2章 共に生きる「仲間」を目指して – 大阪府豊中市の「進路保障」を事例に | 安岡健一
第3章 紐帯はどのようにして育まれたか – 大阪市中央区での多文化家族支援の実践から | 原 めぐみ
第4章 教育分野での人権運動・政策の変化 – 多文化共生をめぐる歴史的・社会的背景 | 高田一宏

コラム1 「民族のほこりと自覚」をもって生きるから「自分のルーツを肯定し、ありのままに生きる」へ | 朴洋幸
コラム2 朝鮮学校無償化裁判で何が問われたか | 丹羽雅雄

第2部 実践の担い手
第5章 多文化共生を牽引する在日コリアンの教育実践運動の役割 – いま生かされつつある「民族学級」というアイデア | 金光敏
第6章 無条件の生の肯定 | ラボルテ雅樹/稲葉奈々子
第7章 アクティビストの不正義感覚と運動ネットワーク | 高谷 幸

コラム3 社会の疑問や怒りを「共生」のエネルギーに変えるカフェcomm cafe | 岩城あすか
コラム4 マジョリティも問題解決の当事者だ! – 「みんなで住民投票!」の問いかけ | 小野潤子

第3部 理念/規範的考察
第8章 公正を重視する大阪の公教育理念 | 志水宏吉
第9章 承認の観点からみた大阪の民族学級 | 河村倫哉
第10章 民主的実践としてのシティズンシップと多文化共生 | 遠藤知子
第11章 反ヘイトと多文化共生 – 大阪市と川崎市の比較を通じて | 樋口直人

コラム5 コロナ禍で見えてきた外国人労働者の生活実態 | 勝部麗子

あとがき | 高谷 幸

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