災厄と性愛 小泉義之政治論集成I

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[2021年7月/四六判/352頁/]
著=小泉義之
発行=月曜社


目次:
はじめに

I-1 災厄/疫病
恵まれたる者、呪われたる者 – ダニエル・デフォーとジャン・カルヴァンにおける
自然状態の純粋暴力における法と正義
公衆衛生と医療 – 集団の救済と病人の救済
停止で紡ぎ出される夢が停止を惹き起こすために – 中井久夫小論
出来事の時 – 資本主義+電力+善意のナショナリズムに対して
「どれだけ」に縛られる人生
やはり嘘つきの舌は抜かれるべきである – デモクラシーは一度でも現われたか

I-2 性/生殖
国家に抗する社会における鰥夫と子供
最後のダーク・ツーリズム – 『少女終末旅行』を読む
類としての人間の生殖 – 婚姻と子供の聖化について
性差別についての考え方
暴力の性化と享楽化の此方(彼方)へ
異性愛批判の行方 – 支配服従問題の消失と再興
フーコーの精神分析批判 – 『性の歴史I』に即して
身体 – 結核の歴史から
傷痕と再生
共通善と大学 – 補足として

おわりに

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