芸術破綻論

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[2022年5月/四六判/312頁/]
著=鈴木創士
発行=月曜社


目次:
帝国は滅ぶ – 序にかえて
1 実在
優れた作家は上手く破綻する – ロベール・パンジェ
晩年様式について
続・晩年様式について – アナトン・アルトー
死んでいる – サミュエル・ベケット
「文学の実在」について – クルト・ゲーデル

2 像
幾つもの太陽 – ヴァン・ゴッホ
鳥が落ちる – エル・グレコ
瞳は谺する – 楠森總一郎
非本質としての絵画 – ジョルジョ・モランディ
身景累ヶ淵 – フランシス・ベーコン

3 身体
パンクの平和 – 遠藤ミチロウ
不動の曲線 – 土方巽
舞踏家の白いズボン – 室伏鴻
これが実に私の体である – フランソワ・マトゥロン

4 反映
どこにもない丘 – ピエル・パオロ・パゾリーニ
俳優は破綻する – 萩原健一
都市のの自画像 -フェデリコ・フェリーニ
歴史に反論する映画 – カール・ドライヤー

5 生
ニーチェを讃える
ブランキの宇宙
不安な夢はずっと続く – ルイ・アルチュセール
『ナジャ』異聞
幻滅 – アルチュール・ランボー

思考の破綻について – 後書きにかえて


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