ロボット工学者が考える「嫌なロボット」の作り方 ヒューマンエージェントインタラクションの思想

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[2022年5月/四六判/240頁/]
著=松井哲也
発行=月曜社


目次:
はじめに

第1章 他者の工学
1 HAI – 他者の工学
2 HAIに至る道のり
3 日本のHAI

第2章 異類の工学
1 異類としてのロボット
2 「他者モデル」の登場
3 他者モデルと機心
4 人工知能・自然知能と他者モデル
5 「天然知能」HAIは可能か
6 信頼されるロボット・AI
7 「外部」に開いた信頼
8 他者モデルの敗北

第3章 異界への案内人としてのロボット
1 機械と異界
2 ロボットとは何者か
3 「天狗の仕業」
4 異界と外部
5 「説明可能AI」は可能なのか
6 「説明不可能」という可能性
7 イエスマンロボットはいらない

第4章 ロボットにとっての「信頼」
1 解を求めよ
2 HAIと信頼
3 意思のある機械
4 弱くない「他者」としてのロボット
5 ロボットは理解できてはいけない

第5章 「ロボット殺し」が切り開くHAI
1 再現性とコンテキスト問題
2 ロボットたちの失敗の歴史
3 王殺しとHAI
4 人類への告発者としてのロボット
5 期待は裏切られるべきものである

第6章 教室の中の天然知能的ロボット
1 不気味の谷はどこにある?
2 人工知能化する教育
3 論理vs感性という矛盾
4 「わかりあえる」「わかりあえない」を乗り越える

第7章 これからのHAIに向けて
1 HAIおよびロボットの課題
2 「擬人化」で全て解決できるのか
3 分析せず、ただ対峙する

おわりに

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