棗椰子の木陰で [新装版] 第三世界フェミニズムと文学の力
[2022年5月/四六判/299頁/]
著=岡真理
発行=青土社
目次:
1 文学に何ができるのか
棗椰子の木陰の文学
出来事の低みで
2 だれが語り、だれが読むのか
「二級読者」あるいは「読むこと」の正統性をめぐって
私、「私」、「「私」」…M
other’s Tongue(s)
ハーレムの少女とポストコロニアルのアイデンティティ
3 文学の第三世界
ふたつのアラビア語、あるいは「祈り」としての文学
アリーファ・リファアト、女の生/性の闇を描く
第三世界における女性と解放 フェミニズム、脱植民地主義、ナショナリズム
4 暴力と抵抗を証言する
クロニクル1997〜2006
5 夢見る力
パレスチナの夢
ワタン(祖国)とは何か
あとがき
新装版へのあとがきに代えて