認識論探究ノート ものの見方・考え方
[2022年5月/A5/160頁/]
著=加治川 三太郎
発行=同時代社
目次:
はじめに
私の習作の紹介
I 「となる」のマルクス的論理 – 労働対象という概念を中心にして
1 問題意識
2 労働対象は如何に規定されるべきか
II.認識論の存在論的展開の克服とは?
– 『革命的マルクス主義とは何か?』の改訳について
1 第1パラグラフで重要な改訳がなされている
2 第2パラグラフ以降
III 廣松渉のBewußtsein für esとBewußtsein von Etwasとのちがいについて
– 廣松渉の認識論批判序説
A 廣松渉の“Bewußtsein für es”と何か
B 廣松哲学における「所与」と「与件」
[追記]廣松渉の存在論的認識論を超えるために
IV 黒田寛一『社会の弁証法』 天然資源の規定について(「探究派」論文批判)
(1)「天然資源」の規定にたいする批判ならざる批判 – 唯物論からの離陸
(2)「神主さん(『革マル派』指導部』)はどうするのだろう?」
(北井信弘ブログ2020年10月2日)について
(3)「梯子を外された同志加治川」
(「探究派」ブログ2020年9月19日 桑名正雄)について
(4)桑名の「黒田さんの一論述への疑問」
(『コロナ危機の超克』「マルクスの『となる』の理論を
わがものものとするために」 146-150頁)について