人間関係を半分降りる 気楽なつながりの作り方

141575

[2022年6月/四六判/224頁/]
著=鶴見 済
発行=筑摩書房


目次:
まえがき

第1章 友人から一歩離れる
1 「人からどう思われるか」を基準に生きない-やさしい視線のなかに行こう
2 仲間はずしに従わない – 仲間うちの力関係で動くことのむなしさ
3 友だちがいない時があってもいい – 肯定されない関係ならなくていい –
4 もうひとつ居場所を持つ – 「不適応者の居場所」を作ってみた
5 嫌な相手とは「心の距離」を置けばいい – 少しずつ疎遠になるのが一番
6 「みんなとちょっと違う人」でいい – 「みんな同じ」にしようとする集団の力
7 攻撃してくる相手に近づかない – 注意深く見わけて予防する
8 友人は大勢いなくていい – 大勢がうらやましく思える不思議
9 どこにも通わなくても大丈夫 – フリーランス三十年の経験から
10 オンラインに期待しすぎない – 会うことで湧く親しみにはかなわない
11 ありのままでいられるグループを選ぶ – 仮面をかぶって生きるつらさ

第2章 家族を開く
1 家族は寄りそわなくていい – 距離が近いと「嫌い」が爆発する
2 子どもがいなくてもいい – 「子どもこそ幸せ」という最大の圧力
3 家庭は開いたほうがいい – 閉じた場所では加害が起きやすい
4 毒親もただの個人と思ってみる – 客観的に見れば憎しみもやわらぐ
5 家族の素晴らしいイメージにだまされない – 真に受けてもつらいだけ
6 家族は人間でなくてもいい – 植物でもふわふわのクッションでも
7 血のつながりにとらわれない – 他人の子とも親子になれる
8 サードプレイスに逃げていい – 家庭や会社に心を占領させない
9 家族とは一生離れ離れでもいい – うまくいかない相手とは一緒にいない

第3章 恋人をゆるめる
1 そもそも恋愛をしなくていい – 「恋愛は面倒」な人が増えている
2 セックスも無理にしなくていい – 誰もが好きなものではなかった
3 けんかをしない相手を選ぶ – 好意にも悪意にもお返しが来る
4 結婚はしすぎだった – 身を固めなくてもいい時代
5 若くなくても恋愛していい – 自分のために生きる人が増えてきた
6 一緒に住んでも近づきすぎない – 相手を傷つけるのは近すぎる距離
7 別れてもいい – 逃げられないから地獄が生まれる
8 一対一でなくてもいい – 相手を独占しなくても恋愛はできる
9 相手はリアルでなくていい – 空想を使えば恋愛は自由自在

第4章 こうすれば気楽になれる
1 「もうどうしようもない」とあきらめる – 最後に見切った人の持つ強さ
2 怒りは一晩寝てやりすごす – 時間がたてば理性が勝る
3 嫌な相手に意識を集中しない – 悪いことは気になるもの
4 「生きることは素晴らしい」から離れる – 不自然な思想は苦しくなる
5 「誰がどうした」ばかり考えすぎない – SNSでなくなる心の平穏
6 「あなたはあなた、私は私」と割りきる – 個人主義のススメ
7 いいかげんになる – 心配をあおる文化に乗せられない
8 広い世界、長い時間を意識する – 遠くを見わたせる場所に行こう
9 くだらないと笑いとばす – 緊張からの解放

あとがき

在庫状態 : 在庫有り
¥1,540(税込)
数量