新自由主義の廃墟で 真実の終わりと民主主義の未来

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[2022年5月/四六H/272頁/]
著=ウェンディ ブラウン
訳=河野 真太郎
発行=人文書院


目次:
序論
反民主主義的な政治の隆盛
新自由主義とは何か?

第一章 社会は解体されなければならない
民主主義、平等、そして社会的なもの
社会は解体されなければならない
今日のハイエク – 自由と社会的なもの
ハンナ・アーレントは助けにならなかった
社会的なものの政治的想像領域の喪失

第二章 政治は退位させられなければならない
新自由主義的な反政治
どこでボタンをかけ間違えたのか?

第三章 個人の保護領域は拡大されなければならない
道徳的伝統主義を新自由主義の要素として理論化する
フリードリヒ・ハイエクの伝統論
現実に存在する新自由主義
国民国家を家族そして私企業として描き直す

第四章 表現するウェディングケーキと祈る妊娠相談センター
– 新自由主義的法学における宗教の自由と表現の自由

表現するケーキ – 〈マスターピース・ケーキショップ対コロラド州市民権委員会〉裁判
祈る妊娠相談センター – 〈家族および生命の擁護全米協会(DBA NIFLA)他
対ベセラ(カリフォルニア州法務長官)〉裁判

第五章 白人男性に未来はない – ニヒリズム、宿命論、そしてルサンチマン
ニヒリズムと脱昇華(desublimation)
ニヒリズムとルサンチマン
空間

訳者解題

 

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