越境と連帯 社会運動史研究4

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[2022年7月/A5/200頁/]
《社会運動史研究(4)》
編=大野光明/小杉亮子/松井隆志
発行=新曜社


目次:
越境と連帯の運動史
– 日本の「戦後」をとらえかえす
大野 光明・小杉 亮子・松井 隆志

アメリカ人留学生のベトナム反戦運動
– 太平洋を横断する運動空間のなかの沖縄
大野光明

反アパルトヘイトの旅の軌跡
– 「遠くの他者」との連帯のために
牧野久美子

[インタビュー]無糖一羊さん
党・国家に依らない民衆(ピープル)のインタナショナルへ
– 1970年前後の経験からたどる〈越境と連帯〉の運動史
聞き手:大野 光明/松井 隆志
[資料]『解放闘争国際情報 連帯』総目次(第1号1971年5月〜第4号1973年11月)

地続きの朝鮮に出会う
– ウトロ地区と向き合った京都府南部地域の市民運動の軌跡
全ウンフィ

[インタビュー]内海愛子さん
在日朝鮮人問題を出発点に、日本の「帝国主義」を問う
– 日本朝鮮研究所、アジアの女たちの会の時期まで
聞き手:松井 隆志

[インタビュー]浜田和子さん ノリス恵美さん イルゼ・レンツさん
ベルリンの街で女が集まったら
– 1980〜2020年代「ベルリン女の会」の歩み
聞き手:小杉 亮子

[インタビュー]河野尚子さん
ソーシャルワーカーとして、JFCとその母親たちに寄り添う
– マリガヤハウス・河野尚子の活動経験から
聞き手・解題:小ヶ谷千穂・原めぐみ・大野聖良

社会運動アーカイブズ
[インタビュー]古谷淳二さん(アナキズム文献センター)
運動のための本棚をめざして
聞き手:大野 光明・小杉 亮子・松井 隆志

[書評]
田中宏『「共生」を求めて』 | 高谷幸
猿谷弘江『60年安保闘争と知識人・学生・労働者』 | 長島祐基
法政大学大原社会問題研究所・松本玲編著『労働者と公害・環境問題』 | 仁井田典子
アリス&エリミー・ハワーズ=ブース『プロテストってなに?』 | 濱田すみれ

編集後記
なぜ私たちは『社会運動史』を始めるのか
『社会運動史研究5』予告・投稿募集
執筆者紹介

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