釜ヶ崎に、グランマ号上陸す チェ・ゲバラの最も出来の悪い弟子になるまで
[2022年5月/四六判/266頁/]
著=宮本信芳
発行=東方出版
目次:
日本水上学園・非行少年編 – チェ・ゲバラとの出会い
1968年〜1979年 6才〜17才
飯場の坊ちゃん/母の結核と十円ハゲ/日本水上学園/猿小屋とジュン君/ボール、フォアボール/タバコの練習/港中学モザイク事情/水上学園窃盗団/出場辞退する/コックリさん/クリキン先生/バッチコーイ!/F君へのイジメ/船の家/アンパン小僧/市営住宅の青畳/体操部を選んだものの/軟式野球部結成/父の死と母の錯乱/チェ・ゲバラとの出会い/暗転/偏差値は浪人必至
学生運動・福祉労働編 – チェ・ゲバラとの蜜月
1980年〜1989年 18才〜27才
いざ、社事大へ/倉田小屋と全盲の落合さん/管制塔戦士に憧れて/男子寮入寮/カナンの同窓会/ハンガーストライキ/廃寮反対全共闘/団交の行方/自治会委員長になる/身世打鈴/福祉実習/留年と結核発病/東京コロニーに拾われて/組合が加入を拒否/印刷屋修行/修善寺ストリップ/落合さんからの特命/結核とハンセン病
キャバクラ・結核病棟編 – チェ・ゲバラの封印
1989年〜2005年 27才〜43才
キャバクラで働く/武富士、アコム、レイク/新天地、上野サンライズへ/京本店長の教え/ナンバーワンの資質/再現 当時僕が作った 指名が増える虎の巻/浅草・私的交際の代償/ソープのお手伝い/牡丹峰/サラ金の上客に/荒川区教委とやり合って/乱闘の結末/結核での入院/病室を抜け出して/京本部長との対立/本社勤め/自己破産/朽ちた杵柄
逃亡生活・釜ヶ崎編 – チェ・ゲバラの忘却
2005年〜2011年 43才〜49才
人生のリセットボタン/空想から実行計画へ/ダミープロフィール/福祉マンション・ファミリア/ゴキブリの絨毯/「ぬし」の正体/貯金大作戦/グチは出るけど/SHINGO★西成/通称「天ぷら屋」/順風満帆/東京から来た刑事/留置番号二十一番/青木弁護士登場/取調室/護送/ギンブチ検事/まさかの
3・11の衝撃・グランマ号の船出編 – チェ・ゲバラとの邂逅
2011年〜2015年 49才〜53才
飯舘村の長谷川健一さん/自分の言葉(新井新聞)創刊/越冬闘争と夏まつり/勝利号、明治公園へ/狭山再審の石川一雄・早智子夫妻/加藤登紀子さん、三角公園に降りる/活動優先で居酒屋は/クリキンへの電話/学生運動仲間とも/こどもの里と阿修羅さん/グランマ号の船出