優しい地獄
[2022年7月/四六判/256頁/]
著=イリナ・グリゴレ
発行=亜紀書房
社会主義政権下のルーマニアに生まれた著者による自伝的なエッセイ。
目次:
生き物としての本 上
生き物としての本 下
人間の尊厳
私の遺伝子の小さな物語 上
私の遺伝子の小さな物語 下
蛇苺
家
マザーツリー
無関心ではない身体
自転車に乗っていた女の子
天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 上
天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 下
なんで日本に来たの?
シーグラス
ちあう、ちあう
透明袋に入っていた金魚
社会主義に奪われた暮らし
トマトの汁が残した跡
冬至
リボンちゃんはじめて死んだ
毎日の魚
山菜の苦味
優しい地獄 上
優しい地獄 下
パジャマでしかピカソは描けない
紫式部
あとがき