神風頼み 根拠なき楽観論に支配された歴史

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[2022年7月/四六判/260頁/]
著=秦野 裕介 発行=柏書房


「元寇」「国体の形成」「特攻」、そして現代ニッポンに至るまで、
日本史を貫き続けてきた「神国思想」の正体検証

目次:
第一章「元寇」と「神風」 – 元寇が生んだ「神風」意識の誕生と定着
第二章 神国ニッポン – 日本はよそとは違う特別な国なのだ!
第三章 “人のために神がある” – 「敬神」へのアンチテーゼとしての「撫民」
第四章「国体」の形成 – 近世に見る「神の国」の復権
第五章 神武天皇と足利尊氏 – 国家の学問介入を象徴する二人
第六章「神の国」か「立憲主義」か – 大日本帝国憲法をめぐる議論
第七章「神風」の終末 – 「神の国」が最後に目にしたもの

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