ジェンダー写真論 [増補版]

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[2022年8月/四六判/520頁/]
著=笠原 美智子 発行=里山社


目次:
海外篇 民族とセクシュアリティ
セルフ・ポートレイトで既存の女性イメージを解体する
ダイアン・アーバス小論 – ふたつの眼差し 父なるものの影
病と老いを克服する写真 – 視線のポリティクス ジョー・スペンス
ハンナ・ウィルケ
“ヌード写真”から身体を回復せよ
エイズをめぐる表象
人種、階級、セクシュアリティとジェンダー
アナ・メンディエタが示した多文化アメリカの表現の可能性
インドの変化し続ける写真家、ダヤニータ・シン
愛について アジアン・コンテンポラリー

国内篇 戦後と高度経済成長とジェンダー
石内都作品に見る戦後日本の「記憶」
日本現代美術における女による女のセクシュアリティ再考
やなぎみわ作品に見る現代日本女性の意識
わたしたちの身体はまだ“戦場”のままか
森栄喜の拡大家族
「失われた二〇年」と女性写真家の表現
囚われの荒木 荒木経惟
岡田裕子の愛と孤独、そして笑い
イケムラレイコの少女
映里ー扉を開く“セルフ・ポートレイト”

第一版あとがき

対談
長島有里枝×笠原美智子「なぜ、わたしたちは出会えなかったのか。」

愛と痛みの日誌 2020.11-2022.6

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