遺伝学者、レイシストに反論する 差別と偏見を止めるために知っておきたい人種のこと

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[2022年6月/四六判/228頁/]
著= アダム・ラザフォード
訳=小林由香利
発行=フィルムアート社


目次:
はじめに
ペーパーバック版に寄せて
本書の表現について

第1章 「色分け」に潜むリスク
「色」で分けられる人びと
「人種」という発明品
遺伝学の誕生
遺伝学は人種をどう見ているのか

第2章 あなたの祖先は私の祖先
祖先はあいまいなもの
私たちは祖先を共有している
アフリカの途方もない複雑さ
イギリスにおける人種
不確かなルーツ
遺伝子に「国」は刻まれない
レイシストは遺伝学を悪用する

第3章 黒人アスリートは強い?
身体能力は人種の問題なのか
奴隷制が生み出した偏見
「強い」遺伝子はあるのか
文化というファクター
複雑さを受け入れる
根深く無自覚な偏見

第4章 知能は遺伝か
人種差別主義者、ジェームズ・ワトソン
IQは変わる
それでも知能は遺伝する?
ユダヤ人は賢いのか
文化を見誤ってはならない

終章 結論とまとめ

訳者あとがき

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