しかし語らねばならない 女・底辺・社会運動
[2022年9月/四六変型判/328頁/]
著=郡山 吉江
発行=共和国
目次:
母(詩)
I にこよん女の手記
太平のおくりもの
だらけてない失対人夫
妻として母として労働者として
自立した女の姿―土埃にまみれ失対二十八年 [インタビュー]
私のエロス – にこよん女の手記
わかめのおばさん – にこよん現場の女
著者の分身として – 雫石とみ『荒野に叫ぶ声』跋
II 今日的状況をこそ
3・8集会に出席して
それは私の中の恥部、しかし語らねばならない
反天皇制運動への視点
今日的状況をこそ
なかなか見えない天皇制
III 救援の現場から
新宿事件公判を傍聴して
府中刑務所へ待遇改善の申し入れ
無策な老人福祉
福祉行政の変革を
三里塚野戦病院の発展ねがい
三里塚との連帯の道
野戦病院を阿修羅のように守って [インタビュー]
傍聴席から
「モナ・リザ」スプレー裁判傍聴記
「海燕のうた」から
「蜂の巣」から
全救活へのメッセージ
IV 詩のほうへ
中国を訪れて
沖縄を旅して
無名詩人とは何か
抒情と変革のプロレタリア詩
幸せな旅のにおい
『郡山弘史・詩と詩論』あとがき
V 冬の雑草 – 自伝的エッセイ
冬の雑草 [『救援』版]
私の未来図
生命終りのときに – 遺書にかえて
きまりすぎた悲しさ 郡山吉江さんを悼む | 田中美津
解説にかえて