カイエ

141753

[2022年9月/四六H/608頁/]
《アルトー・コレクションIII》
著=アントナン・アルトー
訳=荒井潔
発行=月曜社


目次:
1945

フランスが神聖な諸原理へと立ち戻ること
[親愛なるソランジュに]
神の演劇である魂
神のコレラ
紅に焼かれた〈天使たち〉
シュルレアリスムとキリスト教時代の終焉
[ひとつの魂がどこにでもついてきて、私はそれを熱愛する]
デッサンの注釈
身体を取り外すこと-ただ一つの愛
[この世に生まれる前の]


1946
[思うに“虚言症=神話嗜好症”は]
[現実は身体の生理学のなかにあるのではなく]
[私はぞくっとするような夢を見た]
ヨガについて
病人たちと医者たち
[私は10年間精神異常社たちと過ごした]
[人体解剖学には我慢できない]
演劇と解剖学
いつも同じ条件へのマーグル そしていかなる条件にも制約されないものへのマーグル
死に瀕した意識の上で奏でられる猥褻の木琴の響きに向かって
[今夜]
裏切り者コールリッジ
デッサンの注釈
[このデッサンは]
[すべてのものの墓]
〈死〉と人間
[シュルレアリスムの絵画は超-明晰である]
[私のデッサンはデッサンではなく]


1947
[今の 現代的 文法的 合理的な語法は]
[なぜバルテュスの絵からは]
[動かないページの上の形象たちは]
[「バリ島民への手紙」のためのノート]
[私はデッサについて]
精神糞くらえ
[なぜ私は病気なのか]
[言語が去って10年になる]
[パルカル、カント、スピノザ]
人体
[私が今達しているところで]
俳優を精神異常にする
[私はもう詩の言葉を信じない]
カバラに反対する手紙
[人間の顔はさしあたり]
[人間の顔]
[これらのノートは]
ピエール画廊で読まれるために書かれた三つのテキスト
演劇と科学
イエス・キリストの本当の物語
キリストに生まれついた者に私はつばを吐く
[キリストとであるということはイエス・キリストであるということではない]
[そして私が最後の審判の再検討について話すのは]
[そうすると問題は]
「パリ-ワルシャワ」草稿
パリ-ワルシャワ
[私は生きていた]
[ひとが苦しんでいる場所]
1947年11月18日火曜日
[思考は次から次へと]
[存在には無数の状態があり]
[私は認めない]


1948
人体
魔術を暗殺するための50のデッサン
[1948年2月2日]
[無限の方へと]
[存在たちは]
[魔術にかかると]
イブリー=シュル=セーヌ 1948年2月10日
[事物は]
生まれながらの魔術師への呪詛


訳者あとがき | 荒井潔

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